規制改革推進会議
令和6年11月12日、石破総理は、総理大臣官邸で第21回規制改革推進会議に出席しました。
会議では今後の規制・制度改革の検討課題について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえて、次のように述べました。
「規制・制度を時代や技術進歩に応じて不断に見直し、イノベーションを生み出す環境を整える改革を行うことは、極めて重要であります。
その中心的な役割を担う規制改革推進会議の委員の皆様方には、人口減少、少子高齢化等の課題を克服し、地方の活性化につなげるため、また、成長型経済を実現するため、利用者目線を徹底し、必要な改革に取り組んでいただきますようお願いを申し上げます。
改革は、スピード感が大事でありまして、本日御議論いただきました検討事項、例えば、医療データの利活用による創薬の加速化、在宅療養患者のための訪問看護ステーションに配置できる薬剤の充実、ドローンの更なる活用・普及に向けた環境整備等々、具体の改革項目の審議を早急に進めていただき、出来るものから経済対策に盛り込むようにお願いを申し上げます。
ライドシェアにつきましても本日多くの御意見を頂戴いたしました。
すべての政策は、現状の的確な把握から始まるものであります。
全国での移動の足確保の実態を客観的なデータで把握し、自家用車活用事業等のモニタリング、検証、評価を速やかに実施するなど、骨太方針に基づいた対応をお願い申し上げます。
これまでの改革事項の前倒し、深掘りを始め、年内にも中間的な成果を取りまとめることが出来ますよう精力的な御審議をお願いを申し上げます。」