自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議

　令和６年１０月２５日、石破総理は、総理大臣官邸で第１回自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議を開催しました。

　会議では、自衛官の処遇改善等の取組状況について議論が行われました。

　総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面いたしております。このような中で、防衛力の最大の基盤である自衛官につきましては、定員割れが続いております。処遇改善、勤務環境の改善のほか、若くして定年退職を迎える自衛官が現役時代の知見や技能をいかしながら、退職後も社会で存分に活躍できる生涯設計を描けるようにすることが喫緊の課題であります。
　このため、今般、私自身が議長となり、列席の皆様を構成員として、本日、『自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議』を開催いたしました。
　今後、副議長であります防衛大臣を中心に、関係省庁が連携して取り組むべき方策の方向性と、令和７年度予算に計上すべき項目を年内に取りまとめていただきます。
　自衛官諸君が、安んじて国防という国家にとって極めて枢要な任務に、誇りと名誉を持って専念できるよう、この会議における議論を踏まえ、万全の体制を構築してまいります。以上です。」