復興推進会議
令和6年10月25日、石破総理は、総理大臣官邸で第40回復興推進会議を開催しました。
会議では、復興加速化への取組について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「東日本大震災から13年半が経過しました。これまで被災地の皆様方の絶え間ない御努力により、復興は着実に進展しておりますが、一方で地域によって復興の状況は様々であります。
先ほど伊藤復興大臣から、復興の現状と取組について説明がありました。
地震・津波被災地域については、復興の基本方針において、『第2期復興・創生期間において、国と被災地方公共団体が協力して被災者支援を始めとする残された事業に全力を挙げて取り組むことにより、復興事業がその役割を全うすることを目指す』とされております。被災者の心のケア等の課題も含め、政府全体の施策で対応することなどにより必要な支援が行えるよう、関係大臣が連携して取り組んでください。
原子力災害被災地域の復興・再生につきましては、引き続き国が前面に立ち、中長期的に対応することが必要です。
事故収束、環境再生、帰還・移住等の促進を始めとして、様々な課題がありますが、いずれも関係大臣の連携が重要であり、しっかりと取り組んでください。
『福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし。』
全閣僚が、引き続きこの決意の下、被災者の生活や、産業・生業の再建に全力で取り組んでください。以上です。」