日米豪印首脳会合サイドイベント「日米豪印がんムーンショット」 岸田総理スピーチ
更新日:令和6年9月21日
総理の演説・記者会見など
バイデン大統領、アルバニージー首相、そして、モディ首相、御列席の皆様、本日は、「日米豪印がんムーンショット」サイドイベントに出席できること、大変喜ばしく思っております。
ジョーは、長年がん対策に情熱を注いできました。本日、日米豪印協力という形で、その情熱が結実したことを心より祝福し、ジョーのリーダーシップに敬意を表します。
日米豪印は、新型コロナウイルス感染症において、強い結束力を示しました。ポスト・コロナ時代に入った今、新型コロナで後退した保健課題への対応、ますます重要です。がん協力を含め地域の健康と安全に取り組むことは、正に時宜を得たイニシアティブです。
我が国は、インド太平洋地域におけるがん対策の支援について、機材整備や技術協力、国際機関・イニシアティブを通じた支援を実施しています。また、米豪印のがん関連の研究機関等と連携するなどして取組を進めています。
また子宮頸(けい)がん対策についても、医療器材・設備の整備、技術協力、Gavi(Global Alliance for Vaccines and Immunization)ワクチンアライアンスやUNFPA(国連人口基金)、IPPF(国際家族計画連盟)等の国際機関への拠出といった協力を行ってきており、今後も同様の取組を進めてまいります。
日米豪印の技術やネットワーク力を結集して、がん対策の取組が一層効果を挙げることができるよう、緊密に連携してまいります。
御清聴ありがとうございました。