ASEAN関連首脳会議及びG20ニューデリー・サミット出席等についての会見

更新日:令和5年9月5日 総理の演説・記者会見など

(処理水放出をめぐる中国との問題について総理から中国に働き掛けを行う考え及び習近平国家主席のG20サミット欠席、並びに李強首相との会談について)

 まずこれから、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会合、そしてG20ニューデリー・サミットに出席するために、インドネシア、インドを訪問いたします。まず、ASEAN関連首脳会合においては、地域情勢、あるいは国際的な課題について議論を深め、特に今年、日ASEAN50周年と大きな節目の年であり、12月に東京で特別首脳会合を予定しています。是非、12月の首脳会合につながるような議論をASEAN関連首脳会合において行いたいと思っています。そしてG20においては、G20の議長国であるインドとしっかり連携を行い、G7の成果をG20につなげる、こうした議論を行えればと思っています。あわせて、食糧安全保障や開発、保険、あるいはデジタルといった、国際的な課題についても議論を深める、こうした場にしたいと考えています。
 そして御質問の、中国側の出席者という部分がありましたが、第三国の出席者や対応について、私から何か発言することは控えたいと思います。ただ、現状、中国との対面の会談は決まってはいない状況にあります。いずれにせよ、様々なマルチの会談、または首脳会談を通じてALPS(多核種除去設備)処理水については透明性をもってIAEA(国際原子力機関)と協力しながら取り組んでいる、こうした我が国の取組について、理解や協力が得られるよう説明を尽くしていきたいと考えています。以上です。

(自民党役員や元宿事務総長等との面会で内閣改造の内容や時期についてどのような話をしたかについて)

 当然の事ながら、個別の会合の中身まで申し上げることは控えなければならないと思いますが、昨日も申し上げたことですが、人事、これは適材適所に尽きる、このとおりであります。タイミングについては、まだ決まっておりません。以上です。

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