岸田政権発足300日の受け止め等についての会見

更新日:令和4年7月29日 総理の演説・記者会見など

(本日、誕生日を迎えての所感及び政権発足300日の受け止めについて)

 65歳になったということについては、社会保障制度上は扱いが変わるんだなということは思います。300日を迎えるということについては、衆議院選挙もあり、参議院選挙もあり、それから新型コロナ、ウクライナ、物価高騰と歴史を画するような課題が次々と目の前に突き付けられる、正に緊張感の連続、真剣勝負の連続であったと振り返っています。ただ、これからも様々な難しい課題が山積していると認識しています。一日一日を大事にしながら、初心を忘れることなく、努力を続けていきたいと思っています。

(第7波の受け止め及びBA.5対策強化宣言を発表した狙いについて)

 新型コロナに対しては、我が国においてこれまで6回の大きな波を乗り越え、様々な対策を拡充してきました。まずはこうした蓄積した様々な対策をフル稼働させつつ、一歩一歩経済社会活動を動かしていく、こうした基本的な方針に基づいて対応しています。そして、オミクロン株の特性を確認するときに、感染の発生場所は、従来の飲食店よりも家庭であったり、学校であったり、そうした場所からの発生が多く報告されている、こういった特性にしっかり合わせた対策を講じなければなりません。よって、従来型の一律の行動制限というのではなくして、こうした特性に合わせためりはりの効いた感染対策を行わなければいけないということで、感染拠点の充実、あるいはワクチンの4回目接種についても、高齢者を中心に進めていく、若い人たちに対しては3回目の接種を進めていく、さらには病床についても用意した5万床をしっかり稼働させていく、そして地方においてもそれぞれの事情に合わせた対策が講じることができるように、地方の取組を国がしっかりとバックアップして支援を行っていく、こうした様々な対策を用意しました。さらには濃厚接触者の待機期間についても短縮するなど、めりはりを効かせた対策を用意し、今進めているところです。先ほど申し上げました基本的な考え方に基づいて、こうしためりはりの効いた対策を行うことによって、現実にしっかりと対応した対策をこれからも進めていきたい、このように思っています。

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