知床半島沖での観光船浸水についての会見
更新日:令和4年4月24日
総理の演説・記者会見など
(知床半島沖での観光船浸水について)
知床半島沖で観光船が浸水し、連絡が取れなくなっている事案に関し、関係省庁からこれまでの捜索救助活動の状況について、先ほど報告を受けました。私自身は、熊本市での水サミット出席中に事案発生の報告を受け、人命救助を最優先に、あらゆる手段を尽くして救助に取り組むよう指示し、あわせて、斉藤国土交通大臣を帰京させ、対応に当たらせたところです。現在まで、海上保安庁の巡視船、航空機、北海道警察のヘリ、自衛隊の航空機などが現場周辺海域で捜索救助活動を行っておりますが、乗員・乗客の方々の発見には至っていません。引き続き人命救助を最優先に、関係機関が全力を挙げて捜索救助活動を行ってまいります。なお、明朝、斉藤国土交通大臣を現地に派遣するとともに、現地対策本部へ東京からも要員を派遣いたします。現在把握していること、あるいは現在、対応を決めていることについては以上であります。
(乗員・乗客の家族との連絡及び24日の捜索体制について)
まず、御家族への対応は関係省庁において、対応を今行っているところであります。そして明日の現地での対応の規模ですか。現地での対応は、現地にいる要員もいますし、先ほど言いました、東京から派遣する要員もいます。合わせてどの規模になるのか、事務的にちょっと確認して、また報告させます。
(総理自身が北海道の現場へ行く考えがあるかについて)
今は、まずは国土交通大臣に、明朝できるだけ早く現地に行ってもらうことを指示しております。私自身は東京において、その状況を把握したいと思っています。