ケニヤッタ・ケニア大統領及びムハンマド・サウジアラビア皇太子殿下との電話会談についての会見

更新日:令和4年3月17日 総理の演説・記者会見など

(ケニヤッタ・ケニア大統領及びムハンマド・サウジアラビア皇太子殿下との電話会談について)

 先ほど、ケニアのケニヤッタ大統領、そしてサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行いました。ウクライナ情勢を中心に、両首脳との間で率直な意見交換を行いました。
 まず、国連安保理非常任理事国であるケニアとの電話会談では、ケニヤッタ大統領とウクライナ侵略に緊密に連携して対応することを確認いたしました。また、私から国連安保理改革の必要性を訴え、今後も両者で共に協力をして改革努力を続けていく、こうしたことを確認いたしました。
 そしてサウジアラビアのムハンマド皇太子との電話会談では、ウクライナ情勢への対応での連携を確認するとともに、原油価格高騰対策についても突っ込んだ議論を行いました。私から原油市場安定化のためのサウジアラビアのリーダーシップを強く期待する旨伝え、原油市場の安定化、さらにはカーボンニュートラル時代に向けて協力を深化させていく、こうしたことで一致いたしました。
 私たちはウクライナ国民と共にあります。引き続き、積極的な首脳外交を展開して、国際社会の結束と連帯を更に強固なものにしていきたいと考えています。

(サウジアラビアとの対談で原油の増産の働き掛けをしたかについて)

 はい。原油の増産の可能性について議論いたしました。そして、先方の石油大臣と、当方は萩生田経済産業大臣との間で詳細を議論していくということについて一致いたしました。詳細、そこまでです。

(手応えのあるものだったかについて)

 前向きに、共に努力していこう、そういった姿勢は感じられた会談であったと思っています。

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