「資産所得倍増元年 - 貯蓄から投資へ」岸田総理からのメッセージ
更新日:令和5年6月30日
総理の指示・談話など
内閣総理大臣の岸田文雄です。
岸田政権では、今年を「資産所得倍増元年」とし、「貯蓄から投資へ」のシフトを大胆かつ抜本的に進めていきます。
「人生100年時代」。個々人の生き方、働き方も多様になり、それぞれのライフプランにあわせた資産形成が重要になっています。
皆様が、ご自身のライフプランにあわせた資産形成を進められるよう、政府一丸となって取り組んでいきます。
このため、NISAを抜本的に拡充しました。
より多くの皆様の、より多くの投資を、より長期間、非課税にします。
来年1月から非課税の限度額を大幅に引き上げますが、今年のうちにNISAで購入した商品は別枠で非課税とします。さらに、現在お持ちのNISA口座には、新しいNISA口座が自動で開かれます。
また、iDeCoについても、加入可能年齢を70歳まで引き上げます。
政府として、新しいNISAやiDeCoに関する分かりやすい情報発信とともに、金融経済教育の充実、消費者が信頼できるアドバイスの提供の推進といった総合的な取組を進めています。
こうした取組を通じて、家計金融資産の半分以上を占める現金・預金が投資に向かい、企業価値向上の恩恵が家計に還元され、家計の資産形成と更なる投資や消費につながる、という好循環を実現してまいります。