全石連通常総会における岸田総理ビデオメッセージ

　全国の石油販売業者の皆様、内閣総理大臣の岸田文雄です。
　本日は、私の地元、広島県で、全石連（全国石油商業組合連合会・全国石油業共済協同組合連合会）の通常総会が開催されるに当たり、一言お祝いを申し上げます。
　石油販売業界の皆様には、日頃より、地域社会に不可欠な「社会インフラ」として、石油製品の安定供給を通じて、国民の暮らしや経済活動を支えていただいております。また、災害時には「最後の砦（とりで）」として、緊急車両などへの燃料供給に御尽力を頂いておりますことに、改めて、心より、感謝申し上げます。
　２０５０年カーボンニュートラルの実現に向けて、今後、石油需要の減少や電気自動車の普及が徐々に進んでいくなど、皆様におかれましても、今、正に、大きな転換期を迎えられていることと思います。
　政府といたしましては、設備投資支援による燃料供給体制の強化に取り組んでいくとともに、皆様の御期待も高い「合成燃料」について、技術開発支援などを通じて、可能な限り、早期の社会実装、商用化を目指してまいります。
　最後に、今後とも、地域のＳＳ（サービスステーション）ネットワークを活（い）かして、石油製品の安定供給に御尽力を頂きますよう、お願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。