ウクライナにおけるロシアの戦争犯罪等のアカウンタビリティに関するブチャ・サミット 岸田内閣総理大臣ビデオメッセージ

更新日:令和5年4月4日 総理の指示・談話など

 日本国総理大臣の岸田文雄です。
 ウクライナが大きな困難に直面する中で、今回の会合を主催されるゼレンスキー大統領のリーダーシップ、そして祖国と自由を守るために勇敢に立ち上がっているウクライナ国民の、勇気と忍耐に最大限の敬意を表したいと思います。
 先週、私はウクライナを訪問し、その機会にブチャにおいてロシアによる侵略の惨劇を直接、目の当たりにしました。同市では、犠牲者への献花を行った上で、悲惨な体験をされた方々から直接話を伺い、ロシアの暴挙の理不尽さに強い憤りを覚えました。改めて、ウクライナ各地で被害に遭われた方々や御家族の皆様に心から弔意を申し上げます。
 キーウにおける首脳会談においては、厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続していくとの日本の決意を、ゼレンスキー大統領に伝え、ウクライナとの連帯を改めて確認しました。
 ロシアによる侵略は深刻な国際法違反であり、その責任が問われるべきです。戦争犯罪及びその他の残虐行為の不処罰はあってはなりません。本年のG7議長国として、日本は引き続き法の支配に基づく国際秩序を守り抜くという強い決意を示してまいります。
 ウクライナの美しい大地に平和を取り戻すべく、日本はウクライナとともに歩んでいきます。 

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