男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰式
令和6年6月24日、岸田総理は、総理大臣官邸で令和6年度男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰式に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「内閣総理大臣の岸田文雄でございます。男女共同参画社会づくりの功労者表彰、受賞された皆様方に心よりお慶(よろこ)び申し上げます。誠におめでとうございます。
女性版骨太の方針2024を6月に取りまとめました。女性の採用・育成・登用の環境整備、経営層や管理職へのアプローチの強化など、企業等における女性活躍の一層の推進、所得向上やリ・スキリングの支援、仕事や育児、女性特有の健康課題との両立支援、地域における取組の担い手やリーダー育成など、女性の所得向上・経済的自立に向けた取組の一層の推進に取り組んでまいります。
また、個人の尊厳と安心・安全が守られる社会の実現に向けて、男女共同参画の視点に立った防災・復興の取組の推進、DV(ドメスティック・バイオレンス)対策や性犯罪・性暴力対策の強化などを進めてまいります。さらに、各府省における政策の立案に際して、男女共同参画の視点を踏まえるよう改めて徹底し、政府を挙げて取組を加速してまいります。
男女共同参画社会の実現に向けては、こうした政府の取組のみならず、思いを同じくする関係者の皆様、お一人お一人の御活躍が何よりも重要です。
本日、受賞された皆様は、地方自治体における政策形成、多様な働き方の支援、教育界・医学界・農業界における女性の地位向上、また、DV被害者の支援、消費者保護など、それぞれの分野において、長年にわたり、男女共同参画の推進に多大な貢献をされてこられました。
皆様がますます活躍され、後に続く世代の方々のモデルになっていただくこと、そして、これからも男女共同参画の取組をリードされること、心から御期待申し上げる次第でございます。
本日の受賞を契機として、皆様が、それぞれの分野で更に御活躍されることを心から御祈念申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。
本日は誠におめでとうございました。」