石川県アンテナショップ「八重洲いしかわテラス」オープン記念式典

更新日:令和6年3月9日 総理の一日

 令和6年3月9日、岸田総理は、都内で開催された石川県アンテナショップ「八重洲いしかわテラス」オープン記念式典に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「皆様、おはようございます。本日は、『八重洲いしかわテラス』石川県のアンテナショップがこうしてスタートする、記念すべきオープンの式典が開催されますこと、心からおよろこびを申し上げます。
 まずは、元日に発生した令和6年能登半島地震において、お亡くなりになられた方々に哀悼の誠を捧(ささ)げさせていただき、また全ての被災者の方々にお見舞いを申し上げます。
 私も先日、再び被災地に入らせていただきまして、避難所の視察、漁業や農業、また伝統産業で努力をされている関係者の皆さんのお話も聴かせていただきました。皆さん方が、大変厳しい状況の中にあっても、辛抱強く、そして様々な工夫をしながら、生業(なりわい)を再生しよう、復旧させよう、大変な御努力をされている。こうしたお話を伺い、姿を拝見してきました。
 『能登はやさしや土までも』という言葉のとおり、石川県の皆さん方が外には優しく、内には強靱(きょうじん)な姿を示しておられる。この底力に改めて敬意を表し申し上げた次第です。
 被災地の皆さんが、一日でも早く、安心して元の生活を取り戻せるように、政府としてもやれることは全てやる。この姿勢で震災対応、生業の再生、そして地域の復旧に全力で取り組んでまいります。
 また、先ほど馳(はせ)知事からもありましたように、来週は北陸新幹線の延伸開業が控えています。この延伸開業はビジネスですとか観光ですとか、地域の活力につながる、大きな出来事でありますが、併せて震災からの復旧の希望となるものであると思っています。
 そして、今日この『八重洲いしかわテラス』がスタートされる。是非このテラスにおいては、首都圏と能登や石川県とをつなぐ、そして北陸の復興を応援する拠点となるような場所になっていただければと心から期待しております。
 こうした思いを込めて、このテラスが大いに活用されること、そして被災地の復旧、復興が大いに進むこと、そして何よりも、皆様方お一人お一人の御健勝を祈念申し上げまして、今日の御挨拶とさせていただきます。本日はおめでとうございます。 」

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