防災推進国民会議
令和5年12月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で第9回防災推進国民会議を開催しました。
会議では、防災推進国民会議のこれまでの活動、今後の活動方針及び構成団体等の取組等について議論が行われました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「本日、第9回防災推進国民会議の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
防災推進国民会議は、国民の防災意識の向上を図るため、地方6団体、経済界、教育界、医療・福祉関係等、幅広く各界各層の皆様の参画を頂いて開催するものであり、2015年の国連『仙台防災枠組』の策定を契機として設けられました。
議員の皆様方におかれましては、本会議の活動に御協力いただくとともに、今年は関東大震災後100年を意識した防災活動に取り組んでいただきましたことについて、心から感謝を申し上げます。
本年も5月の石川県能登地方を震源とする震度6強の地震や6月・7月の大雨、8月の台風による河川の氾濫、土砂災害等、各地で災害が相次ぎました。
災害はいつ起こるかわかりません。南海トラフ地震や首都直下地震等の大規模災害のリスクに直面する我が国の防災意識の向上のためには、各界各層の皆様方の不断の取組が欠かせません。
災害が頻発化、激甚化する中、我が国の防災力を高めていくため、今後ともなお一層の御協力を賜りますことをお願いし、私の御挨拶とさせていただきます。本日もよろしくお願いいたします。」