マイナンバー情報総点検本部
令和5年11月9日、岸田総理は、総理大臣官邸で第4回マイナンバー情報総点検本部に出席しました。
会議では、マイナンバー情報総点検の進捗状況等及びマイナンバー情報総点検等に係る関係省庁の取組状況について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「マイナンバーの紐(ひも)付け誤りの事案が確認され、国民の皆様に不安を招いていることを重く受け止め、本年6月以来、マイナンバー情報総点検の取組を進めてきました。
個別データの点検の進捗状況について報告を受けましたが、21の点検対象事務のうち、12事務においては8割以上の機関が、中でも7事務では全ての機関が点検作業を終了するなど、総点検の着実な進捗を確認いたしました。
各大臣においては、点検支援ツールが活用され、作業の大幅な省力化が図られている自治体もみられますが、個別の自治体の作業状況をよく把握し、特に進捗が遅れている自治体をフォローして、円滑に点検が進むよう伴走型の支援をお願いいたします。また、経済対策に盛り込んだ地方自治体の標準準拠システムへの移行は、ヒューマンエラーによる紐付け誤り防止にもつながるため、補正予算を活用してシステム整備を速やかに進め、マイナンバー登録を人の手を介在せずにデジタル的に行えるよう、デジタル庁を中心に整備を進めてください。
マイナンバー制度は、公平・公正な社会を実現するデジタル社会の公的基盤であり、全ての国民が安心してデジタル化の恩恵を享受できるよう、政府、自治体、関係機関が一丸となって、全力を尽くしてください。」