初副大臣会議・記念撮影
令和5年9月15日、閣議において第2次岸田第2次改造内閣の副大臣が決定しました。
岸田総理は、新任の副大臣と共に宮中における認証式に出席後、総理大臣官邸で記念撮影を行い、初副大臣会議に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「副大臣会議に際して一言御挨拶を申し上げます。私たちは、何十年に一度という難しい課題が次々と複合的に生じる歴史の転換点といえる状況を迎えています。こうした難局を乗り越え、新しい時代を切り拓(ひら)いていくために、新しい時代にふさわしい経済、社会、外交を作り上げていかなければなりません。
そのための政策をこの改造内閣において、更に力強く推進していく決意です。特に、足元の物価上昇への機動的な対応と新しい資本主義の加速、人口減少に打ち勝つための、少子化対策とデジタル社会への変革、国民を守り抜く外交・安全保障、大規模な自然災害や、テロ感染症への対応など、危機管理の徹底、ALPS(多核種除去設備)処理水の放出に係る風評影響への対応を含む、東日本大震災からの復興と災害に強い地域づくり、国土強靱(きょうじん)化といった政策に、内閣の総力を挙げて取り組んでまいります。
各副大臣におかれては、岸田内閣の一員として、こうした基本方針を肝に銘じ、政策の実現に邁進(まいしん)していただきたいと思います。その際、大臣政務官と連携して大臣をしっかりとサポートし、官僚との適切な信頼関係のもと、各府省の力が十分に発揮できる環境づくりに、取り組んでいただくようお願いいたします。
国民の皆さんとの丁寧な対話を行い、信頼と共感を得られる政治を実現する、という岸田政権の基本姿勢を堅持し、新しい時代を切り拓(ひら)いていく決意ですので、各副大臣におかれても、それぞれの分野で持てる力を存分に発揮し、強い覚悟を持って職務に当たっていただきたいと思います。以上です。」