デジタル田園都市国家構想実現会議
令和5年8月3日、岸田総理は、群馬県高崎市で第14回デジタル田園都市国家構想実現会議を開催しました。
会議では、当面の重点検討課題における個別施策の進歩状況等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「まず山本知事を始め、群馬県の皆様におかれては、この会議の初めての地方開催に際し、多大な御尽力を賜り、感謝申し上げます。
本日も、有識者の皆様から活発な御意見を頂きました。
本日体験した公共交通を始め、様々な分野でマイナンバーカードを活用した優れた仕組みができつつあります。
河野大臣、岡田大臣は、関係省庁と連携して、この流れを更に加速化するため、11分野におけるカタログを公表し、ガバメントクラウドでのシステムの標準化に取り組みつつ、デジタル田園都市国家構想交付金による財政的支援等により、優れたサービスやシステムの横展開の促進に取り組んでください。
あわせて、尾身総務副大臣は、地域DX(デジタル・トランスフォーメーション)の全国展開に向け、マイナンバーカードを活用した自治体フロントヤード改革について強力に進めてください。
中谷経済産業副大臣は、「デジタルライフライン全国総合整備計画」について、新たに、先行実施として、河川上空でのドローン航路の設定、一般道における自動運転支援道の設定、高速道路の自動運転車用レーンの東北道等への展開等について、来月をめどに中間取りまとめを行ってください。
清水国土交通政務官は、「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」において、デジタルを徹底的に活用し、教育や福祉を始め多様な関係者による連携・協働を加速化させ、交通のリ・デザインと地域の社会的課題解決を一体的に推進する取組を進めてください。
最後に、「Digi田(デジでん)甲子園」については、今年度は「Digi田甲子園2023」として年1回の開催とし、本日ここに開会を宣言いたします。岡田大臣は、地方自治体及び民間企業等からの募集を8月中に開始するよう準備を進めてください。
今後とも、政府一丸で、自治体と連携して、デジタル田園都市国家構想に基づく地方のデジタル実装に向けて取組を進めていただくようお願いします。以上です。」