男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰式
令和5年6月27日、岸田総理は、総理大臣官邸で令和5年度男女共同参画社会づくり功労者内閣総理大臣表彰式に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「内閣総理大臣の岸田文雄です。男女共同参画社会づくり功労者表彰を受賞された皆様方、誠におめでとうございます。
今般、政府として、女性版骨太の方針2023を取りまとめました。女性が、ライフプランに合わせて、多様で柔軟な働き方ができるような環境整備、企業での女性登用の加速化や、所得向上・経済的自立の実現、女性に対するあらゆる暴力の根絶などの諸課題に、政府を挙げて取り組んでいきます。
また、本年、我が国はG7の議長国を務めていますが、先週末には、小倉大臣のもと、我が国で初となるG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合を開催し、女性の経済的自立の推進などG7の共通の方向性を日光声明として取りまとめました。
G7で得られたこうした成果を、一過性のものとすることなく、政策をしっかりと進めてまいります。
男女共同参画社会の実現に向けては、こうした政府の取組のみならず、思いを同じくする関係者の皆様、お一人お一人の御活躍が何よりも重要です。
本日、受賞された皆様は、国・地方自治体における政策形成、教育・学術分野、農業、DV(ドメスティック・バイオレンス)・性犯罪・性暴力対策、また、国際協力など、それぞれの分野において、長年にわたり、男女共同参画の推進に多大な貢献をいただいてきました。
皆様がますます活躍され、後に続く世代の方々のモデルとなっていただくこと、そして、後に続く方々と共に、これからも男女共同参画の取組をリードされることを、心から期待しております。
本日の受賞を契機とし、皆様が、それぞれの分野で更に御活躍されることを祈念申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございました。」