国際アビリンピック金メダリストへの内閣総理大臣表彰式
令和5年6月26日、岸田総理は、総理大臣官邸で第10回国際アビリンピック金メダリストへの内閣総理大臣表彰式に出席しました。
総理は、次のように挨拶を述べました。
「先ほど、団長さんの方から第10回アビリンピックの成績につきまして、御報告がありました。今回のこの日本選手団の皆様方のすばらしい成績は、日頃から培ってきた、優れた技能を十二分に発揮されたことの賜物(たまもの)であると、心からお慶(よろこ)び申し上げます。
そして今回、見事、金メダルを獲得されました中川さんは、金メダル獲得は15年越しの夢であったという話を聞いてきました。歯科技工士として世界一になることを目標として日々技術を磨いてこられたと伺っています。そうした姿勢は、全国での技術者を目指し、仕事に励む障害者の方々にとって、大きな目標でもあり、そして励みになると、心からお慶び申し上げます。今回のメダル獲得を一つの契機として、更に中川さん自身も技術の高みを目指して頑張っていただきたいというふうに思いますし、同時に、後進の指導を含め、日本の技術向上に向けても御貢献いただくことを、大いに期待したいと思っています。
そして最後に、今回の日本選手団の皆様方を支えられた御家族の皆さん、そして所属企業あるいは大会関係者の皆様方に心から敬意を表し申し上げて、私の方からお慶びの御挨拶とさせていただきます。今回は誠におめでとうございます。」