デジタル社会推進会議

更新日:令和5年6月6日 総理の一日

 令和5年6月6日、岸田総理は、総理大臣官邸で第4回デジタル社会推進会議を開催しました。

 会議では、デジタル社会の実現に向けた重点計画等について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、我が国が目指すデジタル社会の姿と、それを実現するために重点的に実施する施策を明記した重点計画の改定案を取りまとめました。

 今回の重点計画の改定では、アナログ規制の一掃とデジタル完結の推進、地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化、デジタル田園都市国家構想の展開など、デジタル社会の実現に向けた、新たな取組を反映いたしました。

 その中で、デジタル社会のパスポートであるマイナンバーカードについては、安全・安心対策を徹底しつつ、運転免許証、介護保険証など、既存の各種カードとの一体化やペーパーレス化の更なる推進、健康保険証、運転免許証などの機能のスマートフォンへの搭載、制度発足10年目を見据えた次期カードの検討開始に取り組むこととしました。

 デジタル社会への移行に際しては、国民のデジタル・ガバメントへの信頼が重要です。河野大臣においては、マイナンバーカードへの信頼確保に向け、一連の事案に関する全てのデータやシステムの再点検を行うとともに、インシデント等への対応に関する体制を強化し、ヒューマンエラーを防ぐデジタル化を徹底するなど、対策を強化してください。

 その上で、河野大臣を中心に、関係大臣が協力して、国民の皆さんが安心してデジタル社会のメリットを享受できるよう、重点計画の各種施策を着実に実行してください。」

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