こども政策の強化に関する関係府省会議
令和5年3月28日、岸田総理は、総理大臣官邸で第5回こども政策の強化に関する関係府省会議に出席しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「本日は、大変お忙しい中、御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
先日17日ですが、少子化・子育て政策に関しまして、私が目指す社会像と基本理念について、記者会見において発表させていただきました。
その中で、3つの基本理念の1つといたしまして、社会全体の構造・意識を変える、こうしたことを掲げました。
これまで関与が薄いとされていた企業や男性、さらには地域社会、高齢者や独身者も含めて、皆が参加し、社会構造・意識を変えていくという、従来とは次元の異なる少子化対策を実現したいと考えております。
また、基本理念の1つに、全ての子育て世帯を切れ目なく支援する、こうしたことも掲げました。
子育て支援サービスの内容についても、親が働いていても、家にいても、全ての子育て家庭に必要な支援をすることとあわせて、こどもの貧困、そして障害児や医療ケアが必要なお子さんを持つ家庭、そして、ひとり親家庭などに対して、より一層の支援を行うことが必要であると考えています。
本日は、こうした基本理念に関して有識者の皆様方から、忌憚(きたん)のない御意見を承らせていただき、こども・子育て政策の強化につなげていきたいと考えております。御協力いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。」