持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合
令和5年3月17日、岸田総理は、総理大臣官邸で第13回持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合を開催しました。
会議では、SDGsアクションプラン2023及び第6回ジャパンSDGsアワード受賞団体について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「2015年9月、国連サミットにおいて全会一致で採択されたSDGs。本年はその中間年に当たります。
国際社会は、気候変動や感染症、食料・エネルギーを始めとする複合的な課題に直面しており、SDGsは2030年までの達成が危ぶまれています。今こそ、社会の変革の実現に向けて、取組を加速化させねばなりません。
人への投資、科学技術・イノベーションやスタートアップ、GX(グリーン・トランスフォーメーション)、DX(デジタル・トランスフォーメーション)への投資を柱とする新しい資本主義の下、成長と分配の好循環を実現し、民間の力を活用した社会課題の解決を図ります。
本年は、SDGs達成のための中長期的な国家戦略であるSDGs実施指針を改定します。誰一人取り残さない社会の実現のため、多様性に富んだ、包摂的な社会を実現し、日本が国際社会の先頭に立って未来を切り拓(ひら)きたいと考えます。
関係閣僚におかれては、そのような考えに基づき定めた今般のアクションプランを着実に履行し、SDGsの達成に向けた国内外の取組を力強く推進していくよう、よろしくお願いいたします。」