日本プロスポーツ大賞受賞式典
令和5年3月2日、岸田総理は都内で開催された第52回日本プロスポーツ大賞受賞式典に出席しました。
総理は、祝辞で次のように述べました。
「皆さん、こんばんは。御紹介にあずかりました内閣総理大臣の岸田文雄です。
本日は、授与式典がこうして盛大に開催されますことを心からお慶(よろこ)び申し上げます。
そして、今日授賞されました皆様方、コロナ禍の中にあって、多くの国民に勇気や元気を与えてくれました。また、社会を活気付けてくれました。本当に心から感謝を申し上げたいと思います。
この1年、日本のスポーツ選手の活躍、本当に目覚ましいものがあったと思っています。その中にあって、井上尚弥選手、日本プロスポーツ大賞の御受賞、心からお慶びを申し上げたいと思います。
昨年末、世界バンタム級の4団体統一王者となられた。プロスポーツの世界に歴史を刻み、多くの皆様の記憶に刻まれるすばらしい快挙であったと心からお慶びを申し上げます。
井上選手、常に高い目標を掲げ努力する向上心、そして挑戦心、これを欠かすことなく、それを原動力として、階級を上げ、次の目標にチャレンジされてきた、このように聞いておりますが、是非今後の更なる御活躍を心からお祈り申し上げたいと思います。
政府においては、5月8日から、新型コロナの感染症法上の位置付けを5類感染症にするなど、ウィズコロナの取組を段階的に進め、日常を取り戻すことができるよう、着実に歩みを進めてまいります。
今年のスポーツ界では、声出し応援が再開されます。そして、世界水泳など世界的な大会も多く開催されることが予定されています。政府としても、こうした年、是非スポーツの価値が大いに創出されるよう取組を進めていきたいと思います。
終わりに、本日の授賞式の開催に御努力されました、麻生会長始め、多くの関係者の皆様方に心から敬意を表し申し上げるとともに、今日授賞されました皆様方には、一層御活躍され、そして、プロスポーツ界、ますます発展することを改めて心から御祈念申し上げて、今日のお慶びの御挨拶とさせていただきます。誠におめでとうございます。」