LGBTに関する関係者との会合
令和5年2月17日、岸田総理は、総理大臣官邸でLGBTに関する関係者との会合を開催しました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「お忙しい中、皆様方こうしてお時間とっていただきましたこと、本当に御協力に感謝申し上げます。
皆様方におかれましては、日頃から、性的指向及び性自認の多様性の理解を深めていただくために、大変な御努力をされておられると、こうした御努力に心から敬意を表し申し上げたいと思います。
今日は、今の内閣で共生社会を担当している小倉大臣に司会をさせていただきますが、あわせて、国際人権問題担当の中谷総理大臣補佐官、それから、従来の女性活躍に加えて新たにLGBT理解増進担当を担うことになりました、森総理大臣補佐官を同席させていただきます。皆様のお話、様々な活動の内容ですとか、それから、現場において平素感じておられる思い、そうしたことについてお話を聞かせていただきたいと思っております。
そして、それに当たりまして、まずは先般の前総理大臣秘書官の発言につきましては、不当な差別と受け止められる、極めて不適切なものであり、皆様方を始め、多くの皆様方に不快な思いをさせたことに対しまして、心からおわびを申し上げたいと思います。
その上で、政府としましては、多様性が尊重され、そして、全ての人々がお互いの人権、あるいは尊厳を大切にする、そして、生き生きとそれぞれの人生を享受できる社会を目指すべく努力していかなければならないと思っています。
そして、それに当たりまして、今日皆様方から聞かせていただきます、お話を参考にさせていただき努力を続けていきたいと思っておりますので、どうか御協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。改めて今日はありがとうございます。」