日印協会創立120周年記念レセプション
令和5年1月25日、岸田総理は、都内で開催された日印協会創立120周年記念レセプションに出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「内閣総理大臣の岸田文雄でございます。
本日はまず、菅義偉日印協会会長、御就任、誠におめでとうございます。そして、日印協会の皆様方、創立120周年、誠におめでとうございます。心からお慶(よろこ)びを申し上げます。そして、まず御列席の森喜朗元会長におかれましては、約20年に及ぶ会長としての御貢献に、心から敬意を表し申し上げます。
また、日印友好議員連盟の細田博之会長及び西村康稔幹事長におかれましても、日印関係の促進に御尽力いただきましたこと、心から感謝を申し上げます。そして、齋木日印協会理事長、最近着任されたジョージ駐日インド大使におかれましても、ますますの御活躍を御祈念申し上げる次第でございます。
日印関係は、森(元)総理による訪印を機に発展し、日印協会の前会長でもある安倍(元)総理の下で、特別戦略的グローバル・パートナーシップへと飛躍的に進化いたしました。
安倍(元)総理退任後、菅会長が総理として、その業績を引き継がれ、菅(元)総理のリーダーシップの下、我が国は、デルタ株が猛威を振るうインドに対して人工呼吸器及び酸素濃縮機の供与を実施いたしました。また、日印両国が参加する日米豪印の枠組みの協力も、菅(元)総理の下で進展いたしました。
私も、総理就任後、モディ首相との間で率直な意見交換を重ねて、自由で開かれたインド太平洋の実現のために緊密に連携していくことを確認しておりますが、御案内のとおり、本年は、日本がG7の議長を、そしてインドがG20(金融・世界経済に関する首脳会合)の議長を務め、日印の連携・協力がますます重要な一年となっていると認識しております。私としましても、様々な機会を捉えて、インドとの関係を更に強化していく考えですが、言うまでもなく、日印関係の発展は、政府のみでできるものではありません。日印協会、そして御参加の皆様方、全ての皆様方から御助言、あるいは御支援が必要だと認識しております。心から御協力をお願い申し上げる次第でございます。
終わりに、重ねて、菅会長の御就任と、日印協会120周年、お慶びを申し上げまして、私のお祝いの御挨拶とさせていただきます。誠におめでとうございます。」