鳥インフルエンザ関係閣僚会議
令和4年12月22日、岸田総理は、総理大臣官邸で鳥インフルエンザ関係閣僚会議を開催しました。
会議では、令和4年度シーズンにおける高病原性鳥インフルエンザの発生への対応について、議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、野村農林水産大臣から、本年度の鳥インフルエンザはこれまでで最も早い10月28日に岡山県及び北海道での発生が確認されて以降、昨年及び一昨年を上回るペースで発生が継続している、これまでの発生については、早期通報の徹底や迅速な初動対応に政府一丸で取り組んでおり、関係都道府県等の御尽力により、それぞれの発生事例における早期封じ込めはできている、との報告を受けました。
今シーズンは、欧米を始め世界各国で鳥インフルエンザが大流行し、我が国においても、専門家から、全国的に環境中のウイルス濃度が高まっていると指摘されています。
こうした状況を踏まえ、発生予防及びまん延防止の取組を徹底していくため、鶏舎周辺の敷地など農場における緊急消毒を、発生県から順次、全国的に実施します。
また、新たな発生が見られた場合には、防衛省、国土交通省等関係省庁が連携して徹底した防疫措置を迅速に進めるようお願いいたします。
年末年始を迎えますが、監視・警戒体制を強化し、緊張感を持ち、政府一丸で万全を期すようお願いいたします。」