国際博覧会推進本部
令和4年12月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で第5回国際博覧会推進本部を開催しました。
会議では、2025年大阪・関西万博アクションプランVer.3(案)について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、大阪・関西万博のアクションプランを改訂しました。
大阪・関西万博は、新型コロナウイルスを乗り越えた先の、新たな時代に向けた国家プロジェクトです。
その成功に向けては、国民、企業、自治体を始め、多様な皆様に御参加いただき、盛り上げていくことが重要です。
このため、まず、スタートアップ、宇宙、スポーツ、教育など、様々な分野の施策を万博と連携させ、未来社会の実験場として、内容の一層の充実を図ります。
また、全国的な機運醸成の取組として、万博交流イニシアチブを立ち上げます。
イベントや外交の場でのPR等を更に一歩前に進め、インバウンドを始めとする交流人口拡大につなげていきます。
具体的には、全国の自治体と参加国との国際交流、訪日プロモーションや国際会議等の誘致、万博来場者の全国への誘客、万博への修学旅行・校外学習の促進、万博を契機とした日本の文化芸術、食文化の魅力発信、スポーツ交流などを進めます。
さらに、気候変動やSDGsなどの地球規模の課題について、テーマごとに、国際的な対話やビジネス交流などを集中的に展開するテーマウィークを万博期間中に実施いたします。
万博担当大臣を筆頭に、関係閣僚が一丸となり、地元自治体、経済界などとも連携しながら、会場の整備などの取組を着実に進めるとともに、アクションプランに基づく取組を具体化してください。」