日本サービス大賞表彰式

　令和４年１２月６日、岸田総理は、都内で開催された第４回日本サービス大賞表彰式に出席しました。

　総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日、日本サービス大賞の第４回表彰式が盛大に執り行われますことを、お慶（よろ）び申し上げます。また、内閣総理大臣賞を受賞された株式会社エアークローゼットを始め、御列席の全ての受賞企業の皆様に、心よりお祝いを申し上げます。
　現在、世界は、新型コロナの影響を受けつつも、ウィズ・コロナの時代に向けて、歩み始めています。人々のニーズも、おうち時間を楽しむための商品やサービスから、変化しつつあるのではないでしょうか。
　本日受賞されたエアークローゼットは、外に出る時間をこれまで以上に大事にし、楽しみたい、そういったニーズを満たすサービスと聞いています。これまで限られた人々しか体験できなかった、プロのスタイリストによるパーソナルコーディネートを、全国のあらゆる人々が、リーズナブルに楽しめる。最新のＡＩ（人工知能）技術を活用しながら、革新的な物流システムを構築することで、そうした新しい市場を生み出しました。
　様々な社会課題を成長のエンジンとし、新しい市場を開拓する姿勢は、他の受賞企業の皆様にも、共通するものであり、政府の掲げる新しい資本主義の目指すところでもあります。
　今後も、こうした優れたサービスが日本で更に生まれてくるよう、スタートアップ支援や、中小企業の新たなサービス創出支援を充実することにより、皆様の、そして後に続く方々のチャレンジを後押ししていきます。
　最後になりましたが、御列席の受賞企業の皆様に、改めてお祝いを申し上げますとともに、これからも、サービスのイノベーションを通じて、社会に貢献していただきますことをお願い申し上げて、私からの御挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。」