全国都道府県知事会議
令和4年11月7日、岸田総理は、総理大臣官邸で全国都道府県知事会議に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日は、大変お忙しいところ、全国からお集まりいただきました。心から感謝申し上げます。各都道府県のリーダーとして御尽力いただいている知事の皆様方から、直接お話を聞かせていただく、こうした機会を持つことができましたこと、大変嬉(うれ)しく思っております。
先月28日、物価高・円安への対応、構造的な賃上げ、そして成長のための投資と改革、これらを重点分野とした大型の総合経済対策を閣議決定いたしました。近々、国会に提出する補正予算には、今年度の地方交付税の増額も盛り込みます。
皆様に御協力いただきながら、一早く国民の皆様にお届けし、国民の暮らしを守り、そしてこの国の未来を切り拓(ひら)いてまいります。
新型コロナ対応については、この冬のインフルエンザとの同時流行に備えるため、外来等の保健医療体制の更なる拡充や国民への周知広報、そしてオミクロン株対応ワクチンの接種の最大限の加速、これらが必要とされます。
都道府県の皆様の御協力が不可欠でありますので、どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。
またDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進に向けては、その基盤インフラとなるマイナンバーカードの普及が重要です。令和6年秋の廃止を目指した健康保険証との一体化など利便性の向上を飛躍的に進め、おおむね全ての国民への普及のための取組を加速してまいります。
引き続き、交付申請の促進をお願いいたします。
そして旧統一教会の問題については、被害者の相談・支援体制を構築しております。都道府県の相談窓口においても被害者に寄り添っていただきますようお願い申し上げます。
本日の会議を始め、今後とも、知事の皆様方と丁寧に議論を行いながら、政策の実現に政府一丸となって取り組んでいきたいと存じます。
引き続きましての御協力、御理解を心からお願い申し上げます。」