鹿児島県訪問

更新日:令和4年10月10日 総理の一日

 令和4年10月10日、岸田総理は、鹿児島県を訪問しました。

 総理は、霧島市で和牛生産者と車座を行った後、第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会閉会式に出席し祝辞を述べ、続けて、鹿児島県訪問等について会見を行い、最後に、和牛についての説明を受けました。

 総理は、閉会式の祝辞で次のように述べました。

「内閣総理大臣の岸田文雄です。第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会の開催に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。
 全国の和牛関係者に加え、多くの消費者の方々にも御来場いただき、盛大に開催されてきました鹿児島大会が、成功裡(せいこうり)に閉会を迎えられますことを心よりお慶(よろこ)び申し上げます。
 開催の労を取られました全国和牛登録協会を始め、鹿児島県、地元市町村及び関係団体などの皆様方に対しまして、心から敬意を表します。
 本日は、歴史と風土に培われた我が国固有の財産であり、日本の食文化を代表する食材として、国内外から高く評価されている和牛の改良に日々取り組んでいる皆様方に、直接、祝意をお伝えさせていただきたく、内閣総理大臣として初めて閉会式に参加させていただきました。
 各道府県を代表した出品者の皆様におかれましては、これまでの御努力の成果を存分に発信し、それぞれの地域における和牛の魅力や名声を更に高められたことと思います。
 その中で、厳正なる審査により、本日入賞の栄誉に輝かれた皆様に対しまして、心からお祝いを申し上げます。
 本日お集まりの皆様はもちろん、先人たちが長い歳月をかけ、和牛改良に取り組まれた御努力の結果、今や和牛は日本の宝となり、世界一おいしい牛肉と評価されるまでに成長し、我が国の農林水産物輸出の主翼を担うものとなっています。
 今回の鹿児島大会を契機に、より一層、和牛の改良や飼養管理の改善が進むことによって、和牛の魅力や生産性が向上し、和牛生産が将来にわたって成長し、次世代に引き継がれていくことを大いに期待しております。
 最後になりましたが、本日お集まりの皆様のますますの御健勝と御活躍を祈念し、私の御挨拶とさせていただきます。」

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