物価動向に関するヒアリング

更新日:令和4年8月12日 総理の一日

 令和4年8月12日、岸田総理は、総理大臣官邸で第2回物価動向に関するヒアリングを開催しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日は、皆様方から貴重な御意見をお聴かせいただきました。御協力に心から感謝を申し上げます。
 本日、皆様からは、物価上昇の影響として、食料品やエネルギー分野を始めとする値上がりが、消費者の暮らしや事業者の経営に大きな影響を与えているということ。また、特にパンの原料となる小麦は急激な物価高騰の影響を受けており、今年は製品価格を既に2回改定している、こうした御意見や、また自治体においては、学校における給食費等の高騰に対する保護者負担等の軽減や、中小企業の省エネ・エネルギー効率化の取組の支援、また畜産農家の飼料負担軽減など、きめ細かな対策を講じているということ、こうした地方の実情に応じた取組を御紹介いただきました。いずれも現場、また地域の実情が分かる、非常に有益なお話を聴くことができたと感じております。
 日常の食生活に欠かせないパンや麺類などは小麦を原料としており、その価格の安定は極めて重要です。また、エネルギーや食料品を始めとする物価上昇が与える影響は地域によって様々ではありますが、そうした地域の実情に応じた効果的な施策を広く全国に展開し、現場に届けていく必要があります。
 本日頂いた御意見も踏まえ、15日に物価・賃金・生活総合対策本部を開催し、地域の実情に応じたきめ細やかな支援や、物価上昇のほとんどを占めるエネルギーと食料品に集中して、切れ目なく追加策を講じていくよう、指示させていただきます。そうした取組に向けて、今日は貴重な御意見を聴かせていただきましたことを、改めて御協力に感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。」

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