2025年大阪・関西万博開幕1,000日前イベント
令和4年7月18日、岸田総理は、都内で開催された2025年大阪・関西万博開幕1,000日前イベントに出席しました。
総理は、挨拶を行った後、公式キャラクターの愛称発表、特別ライティングの点灯式、フォトセッションに臨みました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「御紹介にあずかりました内閣総理大臣の岸田文雄です。
本日は万博1,000日前カウントダウン記念イベントに御参加いただき、また多くの皆様方に御協力を頂いておりますこと、心から御礼を申し上げます。
大阪・関西万博までいよいよあと1,000日、大きな節目を迎えることとなりました。
今日はこの後、公式キャラクターの愛称が決まり、そしてこのスカイツリーを万博カラーで染め上げる、ライトアップの点灯式も予定されています。いよいよ万博への準備が本格化していく、こうした思いを新たにいたします。
今日のキャラクターの愛称決定につきましては、3万3千以上の応募があったと聞いております。万博に対する関心も高まっているなということを感じますが、今日のこのイベントをさらに一つの契機として、大阪・関西のみならず、東京を始め、全国での関心、一層高まっていくことを期待していきたいと思っています。
大阪・関西万博のテーマ、『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマでありますが、今、新型コロナ、またウクライナ情勢等、国の内外で歴史を画するような大きな課題に直面し、私たちはこうした課題を乗り越えて、新しい時代を切り拓(ひら)いていかなければならない。万博のテーマは、こうした時代のタイミングにふさわしいテーマではないかと感じています。
私も今、新しい資本主義という経済モデルを提唱させていただいていますが、脱炭素ですとか、デジタル、あるいは健康・保健といった社会課題を成長のエンジンにしていく、このことによって持続可能な社会や経済を作っていこう、こうした提案をさせていただいています。こうした観点から、この万博を通じて、日本がリードし、世界150を超える国や地域の皆さんの協力を得ながら、最新の先端技術によって、時代を切り拓き、そして社会課題を解決していく。是非、この大阪・関西万博をこうした機会としたいものだと思っています。
引き続き、大阪・関西万博の成功に向けて、多くの自治体の皆様方、経済界の皆様方、そして多くの国民の皆様方に御協力いただき、政府一丸となって準備を進めていきたいと思っています。一層の皆様方の御協力を心からお願い申し上げて、今日のイベントに当たりましての御挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございます。」