デジタル田園都市国家構想実現会議
令和4年6月1日、岸田総理は、総理大臣官邸で第8回デジタル田園都市国家構想実現会議を開催しました。
会議では、デジタル田園都市国家構想基本方針(案)について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「委員の皆様方には、デジタル田園都市国家構想基本方針の策定に向け、これまで活発な御議論をいただいてきましたことを心から感謝申し上げます。
本日の会議で若宮大臣より説明した「デジタル田園都市国家構想基本方針(案)」については、与党とも調整を進め、この方向で取りまとめてまいりたいと思っております。
昨年11月からスタートしたデジタル田園都市国家構想にかかる検討は、基本方針の策定をもって一つの区切りを迎え、今後は、デジタル田園都市国家構想の実現に向けた取組を政府一丸となって推進し、目に見える成果を挙げていく時です。
前回の会議で、私が開幕を宣言した「夏のDigi田(デジでん)甲子園」は、現在、地方予選が行われているところです。予選を突破した取組を積極的にPRするなど、国民の皆様を広く巻き込んだムーブメントへとつなげてまいります。
支援策については、地方創生推進交付金、地方創生拠点整備交付金及びデジタル田園都市国家構想推進交付金の3つの交付金を新たにデジタル田園都市国家構想交付金に統合し、地方公共団体の構想実現に向けた取組を国として強力に支援いたします。
年末には、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を抜本的に改訂し、「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定します。
さらに、今後策定する国土形成計画を始め、各種の計画にデジタル田園都市国家構想の理念を反映させるなど、政府の施策全般に構想の考え方を浸透させてまいります。
委員の皆様方には、引き続き、デジタル田園都市国家構想の実現に向け、御議論をお願いしたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。」