情報保全諮問会議
令和4年5月18日、岸田総理は、総理大臣官邸で第11回情報保全諮問会議を開催しました。
会議では、国会報告に関する説明等が行われました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「第11回情報保全諮問会議の開催に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。委員の皆様方におかれましては、お忙しい中、会議に御出席いただき、心から感謝を申し上げます。
平成26年12月の特定秘密保護法の施行から7年余りがたちました。厳しさを増す安全保障環境の中、我が国の領土、領海、領空、そして国民の命と平和な暮らしを守り抜くために、情報が極めて重要となっています。
この法律の成立により、我が国に対する国際的な信用が増し、関係国との間での質の高い情報交換が、より緊密に実施できるようになったと認識しております。
本日の議題は、今回で8回目となる国会報告です。政府においては、独立公文書管理監による検証・監察、衆・参両院の情報監視審査会の調査を含め、重層的なチェック体制をいかしながら細心の注意を払って、法の適正な運用に努めています。
国会報告は、こうした法の運用状況を、継続的に分かりやすい形で国民に公表し、政府における秘密の取扱いの客観性と透明性を向上させる上で、極めて重要なものと考えております。
本日は、有識者である委員の皆様から、忌憚(きたん)のない御意見を頂ければと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。」