北京オリンピック冬季競技大会並びに北京パラリンピック冬季競技大会日本代表選手団に対する内閣総理大臣感謝状授与式
令和4年5月9日、岸田総理は、総理大臣官邸で北京オリンピック冬季競技大会並びに北京パラリンピック冬季競技大会日本代表選手団に対する内閣総理大臣感謝状授与式を開催しました。
式典では、総理から代表選手等に対する感謝状授与や記念品贈呈が行われました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「選手の皆さん、冬のオリンピック・パラリンピックでの大活躍、本当におめでとうございました。そして、ありがとうございました。
オリンピックでは、冬季大会として過去最多となる18個のメダルを獲得されました。パラリンピックにおいては、前回の冬季大会に比べて入賞者がほぼ倍増するなど、大変素晴らしい成績を収められました。
選手の皆さん、そして選手を支えてこられた全ての関係者の皆様方に、心より敬意と感謝を表し申し上げたいと思います。
コロナ禍で開催された大会では、様々な御苦労や戸惑いもあったことと思います。そうした困難にも不断の努力で立ち向かい、たくましく乗り越えて大舞台で輝いたその姿は、多くの国民の皆さんに夢と感動、そして勇気を与えてくれました。
海外のアスリートとの真剣勝負によって、お互いに理解し尊重し合う姿勢や友情、また限界に向けて努力することの大切さといったスポーツが生み出す価値を存分に体現してくれたと思います。
こうしたスポーツの力は、社会を元気にします。
国においても、3月に『スポーツ基本計画』を決定したところであり、競技力の向上、もちろんでありますが、スポーツの機会づくり、スポーツのDX(デジタルトランスフォーメーション)化、さらにはスポーツを中核としたまちづくりなど様々な取組を進めていきたいと思います。
是非、皆さんにも、今回を通じて得られた貴重な経験を社会全体に発信していただき、スポーツの裾野を広げていただくなど、一層の御活躍を御期待申し上げるところです。
改めて、多くの国民に大きな感動を与えてくれたことに対して、心より御礼申し上げます。そして、本日は誠におめでとうございました。」