孤独・孤立対策推進会議
令和3年12月28日、岸田総理は、総理大臣官邸で第1回孤独・孤立対策推進会議に出席しました。
会議では、孤独・孤立対策の重点計画について議論が行われ、孤独・孤立対策の令和4年度予算案・令和3年度補正予算について報告が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日、孤独・孤立対策の重点計画を決定いたしました。新型コロナの影響により、孤独・孤立は依然として深刻な社会問題となっています。こうした中、政府一体となって孤独・孤立対策を進める基盤となる、重点計画が初めて策定されたことは、大変意義深いことであると考えています。
生活困窮、自殺防止、子どもの貧困など、課題は多岐にわたっています。不安を抱える方々に必要な支援を届けられるよう、官・民・NPO(特定非営利法人)が緊密に連携しながら、重点計画の各施策について着実に取組を進めていただきますようお願いいたします。
補正予算と来年度予算において、63億円を用意し、規模・内容とも拡充した上で、孤独・孤立対策に取り組むNPO等への支援を行ってまいります。
私自身、野田大臣と共に10月に子ども食堂を訪問し、昨日は、生活困窮者への支援を行うNPOに赴き、困難を抱える方々の支援者の皆さんからお話を伺いました。各府省におかれても、現場の声に丁寧に耳を傾け、その声を反映しながら、年末年始を含め、政策の迅速な実行に当たっていただきますようお願いいたします。」