日本医療研究開発大賞表彰式
令和3年12月24日、岸田総理は、総理大臣官邸で第5回日本医療研究開発大賞表彰式に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日、栄えある第5回日本医療研究開発大賞の各賞を受賞される皆様、誠におめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。
今回、ECMO(体外式膜型人工肺)の研究開発と実用化、普及による功績が、内閣総理大臣賞を受賞されました。ECMOは、新型コロナとの闘いの最前線で、重症患者の方々の命を救う切り札として投入され、多くの命を救ってきました。
これは、長年にわたって製品の改良を続けるとともに、この高度な器材を現場で使用できる人材の育成に努めてこられた、皆様の御尽力のたまものです。心から敬意を表し申し上げます。
これに限らず、研究開発は、試行錯誤を重ねながら、粘り強く、成果を出していかなければならない、大変厳しい世界です。岸田内閣では、イノベーション・科学技術を成長戦略における最重要分野の一つと位置付けて取り組みます。
その中で、次なる感染症危機も見据えたワクチン・治療薬の開発支援を始め、医療分野の研究開発の推進に、全力で取り組んでまいります。
結びに、受賞者の皆様のますますの御活躍を祈念いたしまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。
皆さん、改めて、おめでとうございます。」