防災推進国民会議
令和3年12月23日、岸田総理は、総理大臣官邸で第7回防災推進国民会議を開催しました。
会議では、防災推進国民会議のこれまでの活動、今後の活動方針及び構成団体等の取組等について議論が行われました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「第7回防災推進国民会議の開催に当たり、一言御挨拶申し上げます。
本年も、7月に起きた静岡県熱海(あたみ)市での土石流災害を始め、各地で災害が相次ぎました。犠牲者の方々に哀悼の意を表し、また、全ての被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
この国民会議は、国民の防災意識の向上を図るため、広く各界各層の皆様の参画を得て開催するものであり、2015年の国連『仙台防災枠組』の策定を契機として設けられました。
議員の皆様方におかれましては、本会議の活動に御協力いただくとともに、コロナ禍の中、様々な工夫を施しながら、防災活動に取り組んでいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。
災害対応に当たっては、女性の視点や障害者・高齢者等の支援を要する方の視点など、様々な、多様な視点から取組を進めていくことが重要です。
災害が頻発化、そして激甚化する中、我が国の防災力を高める上で、各界各層の皆様方の取組は欠かせません。国民一人一人の防災力を高めていくため、今後とも、なお一層の御協力を賜ることをお願いし、私の御挨拶とさせていただきます。」