税制調査会
令和3年11月12日、岸田総理は、総理大臣官邸で税制調査会(第5回総会)に出席しました。
会議では、総理挨拶及び諮問、新たな国際課税ルールに関する合意等についての審議が行われました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「政府税制調査会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。岸田内閣では、新しい資本主義を実現するため、成長と分配の好循環とコロナ後の新しい社会の開拓というコンセプトの下、新しい経済社会のグランドデザインを示すとともに、その具体化を進めてまいります。税制についても、新しい経済社会の在り方にふさわしいものとしていただきたいと考えております。
こうした観点から、政府税制調査会においては、持続的かつ包摂的な経済成長の実現と財政健全化の達成を両立させるため、公平かつ働き方等に中立的で、新たな時代の動きに適切に対応した、あるべき税制の具体化に向け、包括的な審議を行っていただくことをお願い申し上げます。その際には、新しい資本主義実現会議等とも連携し、コロナ禍で浮き彫りになった様々な課題への対応の在り方も含め、幅広い政策分野にも目を配っていただきたいと考えております。
中里会長を始め、委員の皆様に充実した御審議をお願いし、私の御挨拶とさせていただきます。皆様よろしくお願い申し上げます。」