COP26世界リーダーズ・サミット等についての会見
(COP26世界リーダーズ・サミット及びバイデン米大統領とのやりとり等について)
まず、大変厳しい日程でありましたが、6年ぶりとなりますCOPの首脳級会合に出席いたしました。会場では、イギリスのジョンソン首相、アメリカのケリー気候問題担当大統領特使と久しぶりに再会をよろこび合うなど、多くの古くからの友人と再会する機会を得ました。会合では、私から2050年カーボンニュートラルへの日本の強い決意、そしてアジア、更には世界のこの脱炭素化に向けた我が国の新たなイニシアティブを世界に発信いたしました。これに対しまして、バイデン米大統領、ジョンソン英国首相、グテーレス国連事務総長を始め各国から高い評価を頂き、日本の存在感をしっかり示すことができたと考えています。今回、旧知の英国ジョンソン首相、ベトナムのチン首相、グテーレス国連事務総長、そして既にテレビ会議において意気投合しておりましたモリソンオーストラリア首相と大変充実した意見交換を行いました。さらには、インドのモディ首相を始め、スリランカ、モンゴル、キルギス、クウェートこうした首脳とも懇談の機会を持つことができました。対面での首脳外交、非常に良い形でスタートができたと考えています。そして御質問のバイデン大統領とのやり取りですが、短時間の懇談を行い、同盟の強化や自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて緊密に連携していくことを確認いたしました。また、できるだけ早いタイミングで再会し、よりじっくりと話ができる会談の場を設けようということで一致いたしました。
(今後の国会審議及び経済対策について)
まず1点目ですが、国会の場において選挙中も訴えておりましたコロナ対策、経済政策、さらには外交安全保障など様々な事柄について野党の皆さんと議論していくこととなります。その際に、そうした私の政策について野党、そして国民の皆さんに御理解いただけるようしっかり説明し、そして丁寧な議論を行っていきたいと思っています。そして御質問の経済対策の方ですが、11月中旬に策定をいたします。御指摘の給付金ついても、帰国後早急に与党と調整を行いたいと思っています。
(年内の訪米について)
できるだけ早くと従来から言っておりました。それを申し上げ、できるだけ早くということで一致した、そういうことであります。年内も含めてできるだけ早くやります。