日韓首脳電話会談等についての会見
(日韓首脳電話会談について)
まず、先ほど18時40分から約35分間、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談を行いました。その中で、私からは旧朝鮮半島出身労働者問題、そして慰安婦問題等により、日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある旨述べた上で、日本の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めました。また、地域のこの厳しい安全保障環境の下、北朝鮮への対応を始め、日韓、日米韓の連携を一層深めていくことで、文大統領と一致いたしました。さらに、拉致問題について、私から支持と協力を求めたのに対し、文大統領から日本の立場への支持、改めて示されました。
日韓両国間には厳しい問題も存在しますが、日韓関係を健全な関係に戻すべく、韓国側に適切な対応を強く求めてまいります。そして、対面の会談について御質問がありましたが、日韓の意思疎通、これはしっかりと続けていかなければならないと思っています。ただ、対面での首脳会談については、今のところ何も決まってはおりません。私から以上です。
(2015年の日韓慰安婦合意からの6年間の評価及び健全な関係構築に必要なことについて)
日韓関係、そして、日韓合意のその後については、御存知のとおりです。いろいろな動きはあったわけですが、私としては、国際的な約束、国と国との約束、あるいは条約、国際法、これはしっかり守られなければならないと思っています。その観点から、韓国側からしっかりとした対応をお願いしたいと思っています。そういった思いを持ちながら、意思疎通を図っていきたいと考えます。以上です。
(2019年の参議院選挙広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件の再調査が必要ないとしていることについて)
これは確か国会でも答弁させていただいていたと思います。既にこの件については、領収書等必要書類を添えた上で、広島の選管及び総務省に報告が提出されています。それを幹事長も了とし、私も了としている、こういったことであります。
(2019年の参議院選挙広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件の再調査が必要ないとしていることについて(再))
今申し上げたとおりです。既に前執行部の判断が出されていますが、それは領収書そして必要書類を添付した形での報告書が選管及び総務省に向けて出されているということについて確認し、それについて幹事長も私も了としている、こういったことであります。