令和元年10月2日(水)午前
北朝鮮による弾道ミサイル発射事案について(1)
本日午前7時10分頃、北朝鮮東岸より2発の弾道ミサイルが発射されました。このうち1発は7時17分頃に北朝鮮沿岸の我が国の排他的経済水域外に、また1発は7時27分に島根県島後沖、日本海上の我が国の排他的経済水域内に落下したものと見られます。なお、現時点において、付近を航行する航空機や船舶への被害報告は確認をされておりません。総理には、本件について直ちに報告を行い、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、不測の事態に備え、万全の態勢をとること、3点の指示がありました。また、政府においては、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において情報を収集するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議を行いました。さらに、国家安全保障会議を開催をし、情報の集約及び対応について協議を行う予定です。引き続き、情報の収集・分析に全力を挙げ、今後、追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表をいたします。