地球温暖化問題に関する閣僚委員会
平成22年12月28日、菅総理は総理大臣官邸で、第10回となる地球温暖化問題に関する閣僚委員会を開催しました。
本日の委員会では、地球温暖化対策の主要3施策について話し合われました。
菅総理は本日の議論を踏まえ、「この問題は、鳩山前総理が重視をしていて、就任早々に、国連において、90年比で2020年までに25%削減、これには主要国の参加といった要素が前提になっておりますが、大変意欲的な方向性を出されたと、内外から高い評価あるいは注目を浴びたところであります。
そして今日決定いただいた方向性は、基本的に鳩山前総理の方向性を更に内容を充実させたものと受け止めております。つまりは、2030年までに90年比30%削減の実現であります。
この中で最も重要なことは、それをどう実現するかということで、イノベーションの重要性ということだと思います。世界のまさに先頭をきって、イノベーションによって世界を救う、地球を救う、そしてそのことがひいては我が国の経済にとってもプラスになる、重荷ではなくプラスになる。このことは、私は実現は十分に可能だし、新成長戦略のグリーンイノベーションという、そのことでもあると思っています。自信を持ってこの方向性を進めていきたい。」と述べました。