予算編成に関する閣僚委員会
平成22年12月16日、菅総理は総理大臣官邸で、予算編成に関する閣僚委員会を開催しました。
菅総理は冒頭のあいさつで、「今回の予算は民主党政権にとっては、最初から組むという意味では、初めての予算になります。新成長戦略に基づく成長と雇用、また、子育て支援等、生活が第一としたその精神を引き継ぎながら、更にはデフレの脱却、こういったことを実現するための予算になろうと思います。更に加えて言えば、一括交付金等、国の形を地域主権に変えていくということも、大きくこの中に盛り込まれていくことになります。
いずれにいたしましても、これから、そうした基本方針にのっとって、最終的な段階に入ってまいります。その中で、いわゆる国債発行高44兆円を超えないようにする。また、71兆の歳出の大枠について、それを守っていく。これも、いわゆる財政運営戦略の中で財政規律、あるいは財政健全化に向かう中で、まだまだ大変な状況ではありますけれども、少なくとも第一歩という位置付けの中で、しっかりと一個でも多く実現をしていただきたい。」と述べました。