硫黄島視察
平成22年12月14日、菅総理は、硫黄島における戦没者の遺骨の収容状況を視察するため、東京都小笠原村の硫黄島を訪問しました。
硫黄島は、昭和20年に一月以上にわたる熾烈な戦闘が行われた場所で、日本軍の戦没者は約2万2千人に及び、戦後65年が経過した今日でも、約1万3千柱の遺骨が未帰還となっています。
硫黄島に到着した菅総理は、米国資料で埋葬地とされた自衛隊の滑走路西側と摺鉢山山麓を訪れ、遺骨収容作業や収容状況の報告を受けました。
その後、天山の硫黄島戦没者の碑で行われた硫黄島戦没者追悼式に参列し、参列者全員による1分間の黙とうを捧げ、菅総理が追悼の辞を述べました。続いて、遺族代表が追悼の辞を述べ、参列者による献花が行われました。