自殺総合対策会議
平成22年9月7日、菅総理は総理大臣官邸で、第8回となる自殺総合対策会議に出席しました。
本日の会議では、年内に集中的に実施する自殺対策の主な取組と自殺対策タスクフォースの設置について話し合われました。
菅総理は会議終了前のあいさつで、「12年間にわたって、自殺者の数が3万人を上回っているのが現状です。前年度比では、自殺者の数が減ってきていたわけですけれども、残念ながら、本年7月には、逆に昨年を上回る、8月には同数になるということで、この減少傾向が逆転しかねない状況にあります。
今、この問題をもう一度しっかりと取り組もうということで、1つは、内閣府参与として清水さんに改めて参加をいただきました。もう1つが、自殺対策タスクフォースを立ち上げることとなりました。各省庁それぞれの取り組みがあるわけですけれども、集中的に連携して効果を上げるように、自殺対策タスクフォースに関わる皆さんには大きな努力を期待したいと思います。
最小不幸社会という言い方をしていますけれども、少なくとも、社会的に自殺を少なくすることが最小不幸社会の1つの実現ではないかと思っておりますので、一層の努力をお願いします。」と述べました。