「世界青年の船」参加青年代表による表敬
平成22年1月13日、鳩山総理は総理大臣官邸で、「世界青年の船」(第22回)参加青年代表の表敬を受けました。
「世界青年の船」の事業は、日本政府が行っている青年国際交流事業の一つで、文化・思想を始めとした多種多様性を有する国際社会の縮図となる「世界青年の船」での共同生活・活動という具体的かつ実践的な経験の場を通じ、世界中の青年同士の人的ネットワークの構築や共同活動の促進など、人材育成という観点から目に見える形での国際貢献に寄与することを目指しています。
今年のプログラムには、日本のほか、オーストラリア連邦、バーレーン王国、エクアドル共和国、エジプト・アラブ共和国、ギリシャ共和国、インド、ケニア共和国、オマーン国、スリランカ民主社会主義共和国、トルコ共和国、アラブ首長国連邦、イエメン共和国の12カ国の青年たち約300人が参加し、1月下旬から3月初旬までの43日間にわたり「世界青年の船」に乗船し、生活を共にするなかで、船上及び訪問国において交流活動を行います。
鳩山総理は、参加青年代表一人一人と握手を交わした後、あいさつで「皆さん方はこれから船に乗られて、世界の多くの国々の様々な習慣を学ばれたり、あるいは日本の思い出を作られたり、たくさんの経験を船の中でしていただくことになります。それがあなた方の大きな未来のために役に立つ経験であることはもとより、世界の平和あるいは世界の経済の繁栄のためにも大きな役に立つことを是非信じていただきたいと思います。」と述べ、参加青年代表者を激励しました。