新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言を受けての会見
令和2年5月1日
令和2年5月1日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言を受けて次のように述べました。
「先ほど、専門家会議の結果について報告を受けました。緊急事態宣言の下、国民の皆様の多大な御協力により、我が国においては諸外国のような爆発的な感染拡大を逃れており、一定の成果が現れ始めているというのが専門家の皆様の評価であります。
一方、累積の感染者は1万人を大きく上回り、医療現場は依然厳しい状況にあることから、当面引き続き国民の皆様の御協力が必要であるというのが専門家の皆様の見解でありました。
この専門家会議の報告を頂き、先ほど西村大臣に対しまして、現在の緊急事態宣言の枠組みを概ね1か月程度延長することを軸に、専門家の皆様の御意見を伺いながら、地域の感染状況に対応した対策を速やかに調整するよう、指示いたしました。最終的には、各地域の感染状況、また最新のデータを、専門家の皆様に十分に御検討いただいた上で、御意見を伺い、5月の4日に決定したいと考えております。
これまでも、国民の皆様には、本当に大変な御協力を頂き、感謝をしているところでありますが、更なる御協力を頂く以上、私から皆様に、直接記者会見を開いて御説明したいと考えております。」