パラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会

令和元年11月12日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理3 挨拶する安倍総理3
挨拶する安倍総理3
祝賀会に出席する安倍総理とレメンゲサウ・パラオ大統領 祝賀会に出席する安倍総理とレメンゲサウ・パラオ大統領
祝賀会に出席する安倍総理とレメンゲサウ・パラオ大統領

 令和元年11月12日、安倍総理は、都内で行われたパラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「レメンゲサウ・パラオ共和国大統領、そして、パニュエロ・ミクロネシア連邦大統領、御列席の皆様、本日、私の親しい友人であるレメンゲサウ大統領と、歴史的な絆(きずな)で結ばれたパラオとの外交関係25周年を記念する式典に、共に出席できることを大変うれしく思います。この場には、レメンゲサウ大統領の友人である、パニュエロ・ミクロネシア大統領もお越しいただいています。
 レメンゲサウ大統領が、パラオの美しく青い海を守りつつ、長年にわたり国家の発展に尽力され、そして、日本・パラオ関係を深めてこられましたことに敬意を表したいと思います。特に本年は、レメンゲサウ大統領が何度も訪日され、多くの日本の要人がパラオを訪れました。また、25周年にふさわしく、草の根交流が活発化し、文化・交流行事が多数行われています。中でも、レメンゲサウ大統領とマルグ国務大臣に、先日の即位礼正殿の儀に御出席いただいたこと、改めて感謝申し上げたいと思います。
 3月の首脳会談に続き、その際にも首脳会談を行い、両国の友好・協力関係を一層力強く発展させていくことを確認いたしました。
 日本は、この両国の絆を更に深めるために、取組を強化していきます。特に、来年8月にパラオが主催されるアワ・オーシャン会合については、レメンゲサウ大統領の御期待に応えるべく、サブ面のみならず、ロジ面も含め、日本としてしっかりとした支援を行う決意であります。
 また、念願の直行便就航に向けて、スカイマークが調整を進めており、来年のアワ・オーシャン会合までの可能な限り早いタイミングで、定期直行便の就航を予定していると聞いています。政府も、可能な限りの支援を行っていきます。
 この機会に、台風19号被害に対し、パラオ政府・パラオ赤十字社が義援金を募集してくださったことに対しまして、御礼を申し上げたいと思います。
 この両国の外交関係の樹立25周年というのは、なんとなく、たった25年という気がしますが、実はもう日本とパラオというのはそれ以前から、麗しい友好の歴史を重ねてきたと思います。この両国の国旗を見ていただければ、日本とパラオがいかに強い友情で、分かち難い関係であるということを示していると思います。
 パラオの皆さんの気持ち、日本に対して思っていただいている気持ち、あるいは国際上において、先ほどレメンゲサウ大統領の御挨拶にもありましたが、いかに我々は協力していき、また私たちの立場を支持していただいているか、皆様にも御理解いただいたんだろうと思います。
 たくさんの日本語がパラオの言葉になっておりまして、例えば乾杯のことは、ショートツと、こう言うんです。このパラオの人たちの気持ちに、皆さん、私たちも応えていこうではありませんか。直行便ができたら、是非皆さん今度は直行便に乗って、パラオに行こうではありませんか。
 心から、更に、日本とパラオがすばらしい歴史を皆さんと共に刻んでいくことを祈念いたしまして、そして、レメンゲサウ大統領の御活躍とパラオの発展を祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。」

関連動画

動画が再生できない方はこちら(政府広報オンライン)

総理の一日