即位礼正殿の儀

令和元年10月22日
寿詞を述べる安倍総理(内閣府提供) 寿詞を述べる安倍総理(内閣府提供)
寿詞を述べる安倍総理(内閣府提供)

 令和元年10月22日、安倍総理は、宮中で即位礼正殿の儀に参列しました。

 天皇陛下からおことばを賜った後、総理は、次のように寿詞(よごと)を述べ、続いて万歳三唱を行いました。

「謹んで申し上げます。
 天皇陛下におかれましては、本日ここにめでたく『即位礼正殿の儀』を挙行され、即位を内外に宣明されました。一同こぞって心からお慶(よろこ)び申し上げます。
 ただいま、天皇陛下から、上皇陛下の歩みに深く思いを致され、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、日本国憲法にのっとり、象徴としての責務を果たされるとのお考えと、我が国が一層発展し、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを願われるお気持ちを伺い、深く感銘を受けるとともに、敬愛の念を今一度新たにいたしました。
 私たち国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、心を新たに、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていくため、最善の努力を尽くしてまいります。
 ここに、令和の代(よ)の平安と天皇陛下の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。」

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